関西の取引先からうち本社にかかってきた電話。
たまたまそこにいた僕が取る。
昔からそこの担当であったことはないのだけど、電話口でなら何度も話をした事があるので、知らないわけではない。
でも、かけてきたのはいかにも元気だけが取柄って感じの新人っぽい女の子。
一通り用件を聞いて、
「はい。わかりました。やっておきます。」
と答えた僕。
そんな僕に彼女は一言。
やらしくお願いします。
…え?
そして受話器の向こうでは大騒ぎ。
「よろしく」と「やらしく」は一見同じようであるが、アクセントが微妙に違うし。
しばらくのち笑いをかみ殺して、
「よ、よろしくお願いします!」
といってガチャンと切った彼女。
妄想膨らむ秋の昼下がり。